体内に取り込まれた亜鉛の行方

体内に取り込まれた亜鉛の行方

さて、亜鉛は人間の体にとても大事、とは言われたものの、体内に取り込まれた亜鉛は一体、どうなるのでしょうか。基本情報ですが亜鉛は体の中では生成されず、100%口から摂取しなければいけない栄養素です。ここでは分かりやすく一般的な亜鉛の人体含有量2gとします。
まず口から体内に入った2gの亜鉛は、まず、50%、約1gが血液になります。血液に取り入れたれた亜鉛は白血球の免疫力の素になります。この時点で、2gだった亜鉛の残量は1gとなります。2gの30%、つまり0.6gの亜鉛は肝臓、腎臓、膵臓、肺、心臓、それに生殖器といった臓器や骨に使われます。特に肝臓や膵臓では、アルコールの分解などにも力を発揮しています。さて、残りは20%0.4gなのですが、この20%の亜鉛は主に皮膚の機能に使われます。年齢を重ねると、体の機能や皮膚の衰えを感じるものです。特に女性の場合、お肌も気になりますが閉経後の骨粗しょう症も気をつけたいものです。
亜鉛は、このような老化現象のスピードをできるだけ緩やかにすることでも効果を発揮するものです。50歳を過ぎた人の亜鉛の含有量は若い人の10分の1程度とも言われているだけあって、やはり亜鉛の摂取は気をつけて行いたいものですね。